福永タカシ/筋肉党のブログ

2001年より大手フィットネスクラブで勤務し2005年よりフリーランスパーソナルトレーナーとして活動を始め、活動施設のトップセールスを記録する。2010年にパーソナルトレーニングジムを創業し法人化。3店舗出店する。代表取締役を経て事業譲渡。2021年~「FIT LOOP」ヘッドパーソナルトレーナー。パーソナルトレーナー福永 タカシがトレーニングに役立つ情報、日常で感じたことなどを綴ります。

ダイエットは体重を減らしてはいけない!?

こんにちは!

 

パーソナルトレーナーの福永 崇です。

 

本日二本目のブログ更新です!

「ダイエットは体重を減らしてはいけない!?」というタイトルでお送りいたします。

 

ダイエットって体重を落とすことでしょ!?と思われる方も多いと思います。

 

ダイエットって元々は「減量のための食事調整」という意味の言葉らしいんです。

 

でも、一般的には「体重を落として体型を良くするための方法」というニュアンスで使われていると思います。

それには食事、運動といった要素も含んだニュアンスだと考えていますので、その前提で書いていきますね。

 

下の画像をご覧ください。

 

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左:65.8kg 真ん中:55.3kg 右:63.5kg

出典:corobuzz.com

 

三枚とも同一人物なのですが、どの身体が一番理想的だと感じますか?

 

おそらく大半の方は右側とお答えになるのではないかと思います。

 

実は体重だけでいうと真ん中の画像が一番軽いのです。

でも、なんとなく不健康な感じを受けませんか?

 

出産後に太ってしまった画像が左で真ん中は体重を第一の指標にして食事制限を行ってダイエットして約10kg減量した状態、右側の画像はその後トレーニングを行い体重を気にせずトレーニングの質や成果を重視した結果だそうです。

 

このような事例からもわかるようにダイエットしたい場合に体重を第一の指標にしてしまうと短期的な効果を得られたとしても長期的には維持できなかったり、逆に筋肉量を減らしてしまい基礎代謝量を減らしてしまう結果になってしまうことも多いのではないかと思います。

 

では、何を指標にしたらよいかというと、僕は「体脂肪量」、「骨格筋量」、「体脂肪率を重視するべきだと考えます。

 

ただ注意したいのが市販されている体組成計のほとんどはインピーダンス法という身体の電気を通しやすい部分と電気を通しにくい部分の割合で体脂肪率などを算出する仕組みなので身体の水分量などに影響を受けやすい計測方式です。

汗をかいたり、排せつしたかしないか食事を食べた直後等簡単に数値が変わってしまいますので、条件を整えて数ヶ月単位で参考にするのが妥当だと思います。

 

最も手軽な体型の変化のチェック方法は一日一回お風呂に入る前の脱衣時に身体のチェックをすることです。

ただ単に見た目の変化でもOKですし、気になるようであれば実際にウエストやヒップのサイズを計るのも良いでしょう。

慣れてくると日々の微妙な変化も感じ取れるようになると思いますし、毎日体重を計測して体重の細かな増減の確認をするとたった数百グラムの増減にも過敏になってしまいストレスもかかってしまいますし何より体重至上主義になってしまいどんどん体重を減らしたいと思ってしまい結果的にトレーニングで増えてきていたであろう筋肉を落としてしまい基礎代謝量を減らしてしまいかねません。

 

ずっとダイエットを意識してきた方にとっては毎日体重を計らないことは恐怖かも知れませんが、一日一回体型を見た目でチェックするだけで身体が改善しているか悪くなっているかは一目瞭然なので焦らずに取り組んでいくことをおススメします。