コロナ禍　勝手に今後のフィットネス業界展望

こんにちは！

コロナ禍が長引く中でフィットネス業界の先行きの見通しが暗い雰囲気が漂っています。

実際に大手総合スポーツクラブの決算は軒並み赤字となっていますね。

なんでこんなことを初っ端最初に書き始めたかと言いますと、出入りさせていただいているスポーツクラブでフィットネス業界に就職しその後独立してパーソナルトレーナーになりたい就活生アルバイトのS君から

「福永さん！フィットネス業界で就職したいんですけどどこを狙うのが良いですかね？」

とアドバイスを求められまして、ここはちょっとS君に良いとこ見せたいなという見栄とともにちょっとでもS君の就活に役に立てれば（良い人アピール！）と思いまして、無い脳みそをひねくり回して現場の肌感覚で感じたことや経験で自分なりに分析し訳知り顔でS君に伝えた内容を書いてみたいと思いました。

知ったかぶりでの文章なので、フィットネス業界を真面目に勉強している方には怒られてしまいそうですが、バイトのS君に良いとこ見せたくてひねり出した見栄っ張りの戯言と一笑に付していただければ幸いです！

語弊を恐れずに言うと、ジム、スタジオ、プール型の総合スポーツクラブはコロナ禍以前から２４ｈジムやパーソナルトレーニングジムに押され始めてはいたのだと思いますし、衰退の兆しはあったのではないかと感じます。

長年「幽霊会員」ありきでやってきたツケもきてしまった気もするんですよね。

（あんまり書くと怒られるね。）

現在、大手総合スポーツクラブ（コナミ、セントラル、ルネサンス、ティップネスなど）の会員の比率はおそらくですが以前よりも50代より上の層の方が多くなってきているように思います。

言ってしまえばガチでトレーニングを行う施設というよりは50代以降の方のコミュニティ（社交場）のような役割が大きくなってきていると思います。

そのコミュニティとしての機能を満たすことだけで考えれば総合スポーツクラブの「箱」は大き過ぎるのです。

プールの維持費やオペレーションを回す人件費等々、存続するだけで大きな経費がかかります。

この50代以降の方のコミュニティとしての機能を満たしていて尚且つ低コストで良いとこどりをしているのが「カーブス」だと思っています。

おそらくカーブスは今後もしばらくは安泰なんだと思います。

では、なぜ総合スポーツクラブが50代以降のコミュニティ化して若年層に選ばれにくくなったのか？

それは近年のダイエットジム（ライザップ、24/7Workoutなど）の隆盛や新しいカテゴリーのボディコンテスト（フィジーク、フィットネスビキニなど）の登場の影響でかっこいい身体を目指す若年層～働き盛りの世代がスポーツクラブを選ぶ選択肢としてフリーウェイトの設備の充実度やマシンの充実度の優先順位が上がってきたからであることも大きいのではないかと感じます。

コロナウイルスの収束が見えない現状～今後を勝手に展望しますと

・若年層（学生～20代）～働き盛り世代（30代～40代）はますます24hジム、ウエイトトレーニング特化型ジム（ゴールドジム等）に流れていく。

・大手総合スポーツクラブの苦境は続く。→業務委託パーソナルトレーナーの報酬下がる。（業務委託労働条件悪くなる。）→パーソナルジム乱立（マンション一室などの小規模ジム中心に）→フリーランスパーソナルトレーナーのほんの一握りが生き残る。（生き残りたい！！切実！）

・総合スポーツクラブからカルチャースクール的な小規模のコミニュティジムに50代以降の顧客が流れる。

なんていう風なことをS君に訳知り顔で語っていたかと思います。

S君には

結局は食っていけるだけのファンを作れる個の魅力を持ったトレーナーが生き残れるんじゃないかな！と質問の答えには全くなっていないことを言ってお茶を濁しました。笑

いずれにしてもフィットネス業界は今みんなシンドイっす！

こんな非常事態となってしまうと世間の皆様から見たらしょせんは余暇産業なんだなーと卑屈な気持ちにもなりますが、外に出れず人とのコミニュケーションが希薄になってしまう今だからこそ本当のフィットネス業界の真価が問われる時期なのだと思います。

ピンチはチャンス！

ピン子は泉です！笑

さらにコロナ禍明けはフィットネス業界も明るいと思いますので、フィットネス業界の皆さん！私も手段を問わず生き残っていこうと思いますので頑張って乗り切っていきましょう！！