24時間ジム
おはようございます!
パーソナルトレーナーの福永 崇です。
さて今日のテーマは24時間ジムについてです。
今では郊外の小さな町のロードサイドでも見かけるようになったとても便利な「24時間ジム」ですが、僕がフィットネス業界で初めてアルバイトとして働き始めたのは2002年でその当時は選択肢はジム、プール、スタジオ型のいわゆる「総合スポーツクラブ」しか選択肢がない時代でした。
ましてや24時間営業しているジムというと当時はゴールドジムサウス東京(大井町)くらいじゃなかったろうかと記憶しています。
ゴールドジムの社員だった頃にゴールドジムジャパンの手塚社長が24時間営業の店舗を出店された経緯について「忙しくてトレーニングする時間がない。」とおっしゃるお客様が多くいらしたことから、じゃあ24時間開ければ忙しくてもトレーニングできるはずということで始められたと言っておられたのを思い出します。
しかしながら2002年当時は一般的な感覚からすれば「深夜に運動するなんてクレージー!」という空気でしたでしょうし、ハードコアトレーニーやどんなに多忙でもトレーニングはしっかりやるぞという意識高い系の方の一部にしかニーズがなかったのではないでしょうか?
それがいまやフツーに24時間ジムが稼働していて深夜に汗を流しに行く人も少なくありません。
お客様の声からニーズやウォンツをくみ取り実行し新たなサービスを創出する。
20年以上前から筋トレがこれだけ流行り24時間営業のニーズも生まれると読み切っていたや手塚社長の先見の明はすごいと思います。
どんな業種にも当てはまると思うのですが、世間がまだ「そんなのニーズがないよ!」、「誰もお客さん来ないでしょ!」と言われるくらいの誰もやってないことを思い切ってやれちゃう人が結果的に先行者利益を得てその業界のパイオニアの立場を確立していますよね。
「楽天市場」サービス開始当初に社長の三木谷さんが一店舗一店舗営業に回っていた時代は営業先の店主に「インターネットで買い物する人なんていないよ!」と門前払いされたというエピソードを聞いたことがありますが、リスクを恐れず「ファーストペンギン」で一番最初に「ブルーオーシャン」に飛び込む勇気は持っていたいですね。
例えば飛び込む海がライバルがひしめく「レッドオーシャン」であったとしても、バック転で飛び込むとか、板飛び込みみたいにひねりを加えて飛び込むとか。笑
工夫することで、お客様が喜ぶありそうでなかったサービスを創出できるかも知れないですね。
話がそれてしまいましたが・・・。
24時間ジムの主な特長を書いておきます。
各社によってまちまちです。各社サービス内容の「微差」で勝ち抜こうとしている「24時間ジム戦国時代」と言えますね。
・セキュリティキーで24時間365日利用可能。
・月会費が総合スポーツクラブより安い。(5,000円~8,000円くらい)
・防犯カメラ設置でセキュリティも万全。
・スタッフアワー(スタッフ常駐時間帯)外でも緊急時は警備会社が対応。
・水素水やプロテインサーバー設置(スマートフィット100、ジムスタイル24の一部店舗。)
・土足でトレーニングできる。(エニタイムフィットネス)
・1店舗で入会登録すればチェーン店全店舗利用可能。(エニタイムフィットネスは25カ国7500店舗以上で利用できる)
・パーソナルトレーナーも在籍。(各社一部店舗)
職場や自宅の近くに24時間ジムがあればとても便利ですよね!
トレーニングを継続習慣化することが身体を変えるための最重要ポイントですので
便利な24時間ジムをみなさんも活用してください!
知り合いのトレーナーたちもプライベートでも自身のトレーニングは24時間ジムを利用している人も多いですよ。
僕の近所にも出店してくれれば即入会なのですが・・・。
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